2022/05/12 11:09

白い砂浜に漂着した流木のイメージから、《 白砂 ーはくさー 》と名づけました。


まっさらの砂浜に自分の足跡をつけながら歩くのって、気持ちいいですよね。


小学生の頃、魚屋さんからもらったタツノオトシゴをバケツに入れて、家の裏の小さな砂浜で泳がせて遊んだ記憶を鮮明に覚えています。


海藻にシッポを絡めてユラユラしているタツノオトシゴを、びしょ濡れになりながらずっと眺めていた記憶。


数日そうやって浜辺で遊んだ後、タツノオトシゴは死んじゃったけど、乾かしてミイラみたいにして何年か机の引き出しにしまってました。

ちょっと怖いですよね。


今考えると海に帰してあげれば良かったのに…と思いますが、名前もつけて遊んでたから、楽しい思い出を手放したくなかったのかもしれません。笑


家の前も後ろも海という特殊な環境で育ち、ちくわでカニを釣ったり、ヤドカリを探したり、クラゲを網ですくったり、日が暮れるまで遊んでいました。


台風が去った後は、家の前にいろんなものが流れ着いて、ワクワクしながら宝探しをしたものです。


私がいろんなものを拾って来ちゃうので、親は迷惑していたと思います。笑


そんな記憶の中にある、白い砂浜に想いを馳せながら制作いたしました。


白くて綺麗な砂浜が、後世にも残っていくことを切に願っております。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。




-瑠璃彩-